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消費者金融の基礎知識


金利の変遷


1954年の出資法上限金利は109.5%


消費者金融の金利は何度も改正されています。とはいっても金利が上がったことはなく、時がたつにつれて、規制が厳しくなり、低金利になっています。消費者金融の歴史は上限金利改正の歴史といってもいいかもしれません。

現在の消費者金融のような貸金業は古くからおこなわれており、当時は法の整備がなされておらず、それぞれの業者が自由に金利を設定していたようです。

出資法が制定されたのが1954年で、このときに定められた上限金利は109.5%。非常に高い金利ですね。仮に109.5%の金利で50万円借りたとすると、単純に考えれば1年後には約55万円もの利息がつくことになります。

1970年代には、高金利と過剰な取立て行為が社会問題となり、ネガティブなイメージとともに、「サラ金」の名が広まりました。その後金利が見直され、1983年に73%、56年に54.75%、91年に40.004%と、徐々に出資法の上限が引き下げられました。

1990年代に入ってバブルが崩壊したころから、消費者金融の知名度・業績は著しく上がっていきます。景気の悪化がそのおもな原因であったと見られています。

2000年になると、出資法の上限金利は29.2%に見直されました。そして2006年12月現在、3年以内をめどに出資法の上限金利を20%に引き下げられることが決定しています。

「サラ金地獄」が社会問題に


消費者金融の取り立てに関するトラブルが過去に何度か問題になっており、「サラ金地獄」という言葉が社会問題になったこともあります。資金状態の悪い顧客に過剰とも思える貸しつけをおこない、いざ返済が遅れると厳しい取り立てをおこなう、という行為が一般的におこなわれていた時代もあったようです。

「サラ金」から「消費者金融」へ


1980年代ごろから、「サラ金地獄」に代表されるマイナスイメージを払拭する意味もあり、業者は「サラ金」に代わる「消費者金融」という名称の普及につとめました。また、生活に困って借金するのではなく、よりよい暮らしのために一時的に現金を立て替える、というイメージとともに「キャッシング」という言葉が普及しました。名称の変化とともに利用者は増え、消費者金融は現在では非常に・ピュラーなものになっています。

ちなみに、サラ金や消費者金融という呼び名はあくまでも通称です。法律上は「貸金業」という名称になっています。




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